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知って得する業界コラム

トラベル業界の現役に聞く、
「なりたい自分」になった素晴らしさ

トラベル業界の現役に聞く、「なりたい自分」になった素晴らしさ
子どもの頃から夢見ていた職業に就いた人というのは、実はそれほど多くはありません。それは何もプロ野球選手やサッカー選手、アイドル歌手といったようにごく限られた人しかなることができない職業という意味だけではありません。そんなに目立つ職業ではなくても、それぞれの人に「なりたい自分」はあるはずです。
そんな中で、トラベル業界は「なりたい自分」をかなえた人が多い業界です。何せ現役で活躍している人の多くが趣味を旅行と答えており、根っからの旅行好きが高じてプロになったという人が少なくないのです。トラベル業界で現役のプロとして活躍している人に、「なりたい自分」になった素晴らしさを語ってもらいました。

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旅行好きはプロになっても旅行好きだった

旅行好きはプロになっても旅行好きだった
トラベル業界で活躍している人の多くが、元から旅行好きだった人です。もちろんそれは就職をしてからも変わらず、「仕事で旅行に行ける」ことが最大のメリットであると語ります。すでに同じところに何度も行っているはずなのですが、それでもまだ旅への情熱が衰えていないのですから、旅行好きはいつまでたっても旅行好きだということです。
しかも現役のプロに言わせると「旅行をしてお金がもらえる」ことも大きな魅力となります。確かに自分で旅行に出かけるとなると旅費は自分で用意しなければなりませんが、旅行会社の社員となれば会社の業務として出かけることができるのですから、旅行代金がタダになるばかりか給料までもらえるので一挙両得というわけです。
やはり、好きなことを仕事にするというのは、こうも素晴らしいことなのですね。

さらに磨かれる、旅のスキル

さらに磨かれる、旅のスキル
すでに旅行好きな人というのは、旅のスキルに長けています。航空券や鉄道の切符を安く買う方法や閑散期などの情報に精通しているので、そうでない人よりもオトクな旅行を楽しんでいます。
これを旅のスキルと呼ぶならば、旅行会社に勤めているプロというのはそれをさらに高めた超達人です。なぜ超達人になっているのかというと、やはり一般の立場で旅行に触れるのではなく、旅行会社の社員という立場をいかしてプロしか得られないような情報を活用しているからです。
実際に旅行会社に勤めている人の多くが、その立場をいかして自分の旅行や自分の家族の旅行などをとてもオトクに楽しんでいます。

平日に休みがあるという意外なメリット

旅行会社の仕事は、週末など一般の人たちが休みになる時期が忙しくなります。お盆や正月なども同様で、いわゆる一般的な休暇期間がトラベル業界のプロにとっては繁忙期となります。
もちろんその代わりに、休みを取ることができます。こうした事情から旅行のプロは休みを取るのが平日や長期休暇を外した時期などになることが多く、世の中の人たちが働いている時が休日となりやすくなります。
平日といえば遊園地や行楽地、ショッピングセンターなども休日モードではなく比較的空いている時期です。
先ほど旅行会社の社員という立場を利用してオトクに旅を楽しんでいる人が多いと述べましたが、子どもが夏休み期間であれば盆休み期間ではなくても良いわけで、そんな「ちょっと外した時期」に家族旅行に出かける人も多くいます。これはダブルの役得と言えます。

自分の好きなことで人が喜んでくれる

ここまではトラベル業界で働く役得に近いものを中心に語ってもらいましたが、最後にはやはり、好きなことを仕事にすることの素晴らしさも語ってもらいました。
元から旅行が好きでプロになり、自分が持っている旅の知識や提案力によって喜んでくれる人がいるというのは、やはり人として大きな喜びです。多くの業界人は「自分自身が認められた気がする」「大きな自信になる」と語っているように、自分の能力や仕事が認められる瞬間を何度も味わうことができる職業です。
トラベル業界には、ツアーコンダクター(添乗員:ツアコン)という職業があります。団体旅行に同行して旅のお世話をする職業ですが、これはトラベル業界の数ある職種の中でも最もお客様と近く、良い反応も悪い反応もダイレクトで伝わってきます。そんな関係の中で一緒に旅行をしているお客様から「楽しかった」「ありがとう」と言ってもらえる瞬間というのは、この仕事をしていて良かったと心から思えるものです。その時に直接声をかけられることがなくても、後になってから会社に手紙が届いたり、ホームページからの投稿やメールなどの形で喜びの声が伝わってくることもあります。
サービス業の職種がたくさんある中で、ここまで喜びの声に接することができる職業は少ないので、やはり好きなことを仕事にしてそれが認められるというのは、何にも勝ることなのです。

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