在校生 × 卒業生
スペシャルトーク Vol.1
在校生
竹原くん
在校生
岡崎さん
在校生
加世田さん
在校生 卒業生
卒業生
森竹さん
卒業生
梅木さん
エアーラインの仕事を目指した
きっかけを教えてください
梅木
小学生の頃に家族旅行で東京に行ったのですが、その帰りの機内で、家族全員が疲れて寝てしまい私がひとり退屈にしていたら、キャビンアテンダントの方が席まで来てくださって、「お絵描きでもしよっか」と紙とANAのボールペンを準備してくれました。
その後もお菓子やおもちゃを持ってきてくれたりと、本当に優しく接してくれたことが幼いながらにとても印象的で魅了されていたんだと思います。
着陸して飛行機を降りるときに、そのキャビンアテンダントさんにペンを返そうとしたら、「将来ANAに入社してその時に返してくれたらいいから」と笑顔でお見送りしてくれたので、その瞬間から私の将来の夢がANAで働くことになりました。
森竹
はじめて私が興味を持ったのが、グランドスタッフの方に一日に密着したテレビ番組でした。
一日中走り回って、でもずっと笑顔で、そのパワフルさに「カッコイイな」と憧れを持つようになったのがきっかけです。
そして、学校に入学して実習などで福岡空港に伺った際に、ANAのカウンタースタッフの雰囲気がとてもすばらしく、「あんしん、あったか、あかるく元気!」が溢れているこの場所が、気づいたら大好きになっていました。
結果ANAのグランドスタッフを志望し今に至ります。
それでは在校生の皆さんにも
エアーライン業界を目指した
きっかけを聞いてみましょう
加世田
私は独学で韓国語を勉強していて、将来は語学力を生かした仕事に就きたい考えた時に、その代表でもあるエアーライン業界が自分に合っているのではと考えて、入学しました。
梅木
韓国語勉強しているってすごいね!
森竹
うん、絶対役に立つ!
岡崎
私が目指したきっかけは、空港の雰囲気が昔から好きで、また幼少からバスケットボールを続けていて、体を動かすことが本当に好きだったんです。
空港に行ったときにグランドスタッフの方が笑顔でお客様のために走っているところを見た時に、こんな好きな場所で「走れる」仕事はエアーライン業界しかないと思って目指しました。
森竹
きっかけがとてもユニーク!!
梅木
確かに私たち走ってるね、見られててそれがこの業界を目指すきっかけにもなるんだ!おもしろい!
竹原
僕の母はベトナム人で、そのおかげでベトナム語が話せるんです。
せっかく話せることが出来るならそのスキルを活かせる仕事に就きたいと思い、エアーライン業界を目指しました。
今どんな仕事をしているのか、
またやりがいを感じるところ
などを教えてください
森竹
今は新入社員なので、カウンターでのチェックイン業務、保安検査場での出発される方へのお声掛けが主な仕事です。
定刻で飛行機を出発させるというのが私たちの使命だと思ってますので、それができた時にやりがいを感じます。
飛行機を定刻で出発させることは一人ではできません。グランドスタッフ、キャビンアテンダント、運航支援スタッフ、整備スタッフ、グランドハンドリングスタッフ、様々なスタッフの協力で実現できているのですが、「early bird(※)でした。ありがとうございました」と無線で報告があるとホッとするし、次も定刻を目指そうという気持ちになります。
※ early bird
飛行機が定刻よりも早く出発した時の航空用語です
梅木
私もゲート業務とカウンター業務をしています。
定刻で飛ばせるようにゲート業務中は乗り遅れなどないようにお声掛けをしています。
福岡空港の国内線は1~12ゲートまであり、そこを行き来することも多々あります。
お客様が間違えて離れたゲートにいらっしゃるときには一緒にご案内します。
無線でスタッフと連携を取りながら飛行機が定刻出発した時や、到着が遅れた飛行機の遅延幅を短縮できた時、お客様から「ありがとう」とお言葉を頂いたときにやりがいを感じます。
岡崎
1~12ゲートはかなり距離ありますよね!
やっぱり走りますか?
梅木
笑顔で走ってます!(笑)
在校生の皆さんは
先輩の話した業務について質問やもっと知りたいことはありますか?
加世田
仕事をしていて大変だなと感じることは何ですか?
梅木
飛行機の遅延や欠航になった時のお客様対応が、まだベテランスタッフの方にように出来ないので大変ですね。
飛行機の欠航や遅延には「会社都合」と「不可抗力」の2種類があって「不可抗力」は自然災害、例えば台風の影響での遅延や欠航が代表例です。
「会社都合」は整備作業が原因で飛行機の到着や出発が遅れたり、安全を守るうえでやむを得ず欠航となる場合です。その際は200人、300人のお客様を最終目的地にお送りすることができず、到着地からの乗り継ぎにも間に合わないなど、自分の無力さと申し訳ない気持ちで一杯になります。
竹原
台風の時は大変そうですね。
梅木
確かに大変ではありますが、その日の朝にどれぐらいの便に影響が出そうかなどをあらかじめ想定して、心構えをしておくようにしています。
そうすることでお客様にどのように接客すればよいか、余裕をもった対応もできるからです。
森竹
私は、仕事中の気持ちの切り替えが大変だと感じました。
入社間もない頃、自分がミスをしたときにそれを引きずったまま業務を続けていたら、お客様より「そんな笑顔で接客されたくない」と言われたことがあり、ショックでした。
接客業として当たり前のことと今はコントロールしていますが、当時は大変でしたね。
在校生から先輩方へ
学生時代の頃の質問は
ありますか?
岡崎
学校で語学やホスピタリティの勉強を頑張っていますが、アルバイトもしているので、家に帰ってからの学習が滞ってしまいがちな時もあります。
先輩方はどのようにスケジュール管理していましたか?
森竹
正直皆さんと一緒で、学校が終わったらアルバイトに行って、ヘトヘトになって帰ってきてお風呂入って寝る日も多々ありました。
担任の先生からアルバイトの時間を制限されていたのですが、こっそり長い時間仕事をしていました。
でもそれが続くと疲れもたまるし学校でも眠くなってしまうので、あとから私の体のことを第一に考えての時間制限だったんだなと思うようになり、アルバイトをメリハリつけてするように調整しました。
学生生活を自己管理力を高めるいい機会として捉えて実践してみてください。
梅木
私も計画性がないほうだったので、学生時代いろいろやらなくてはいけないことを抱えすぎて、パンクしたときもありました。
その時に先生からアドバイス頂いたのは、「全部を出来る様に同時進行で取り組むのではなく、ちょっとずつでもいいので毎日出来る範囲をやっていくこと」でした。
空いた時間にちょっと語学の勉強をする、放課後にちょっとわからなかったところを友達と復習する。そのちょっとの積み重ねが大事なんだと思います。
加世田
学校で学んでよかったことは何ですか?
森竹
語学は学んでいてよかったです。
手話検定、サービス介助士、委員会活動も学生時代はしていました。
自主的に行動をすることを求められるので学生時代からその習慣を持つことが大事だと思います。
梅木
地理の勉強です。
「いい観光スポットありますか?」などのお問い合わせに決まった文言以外でコミュニケーションを取ることが出来、結果お客様に少しでもリラックスして搭乗していただけたり目的地へのワクワク感を高められたら幸いなので、そういった地理、観光の知識は学んでおくといいかと思います。
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