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ホテル業界
まるわかりガイド

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これを読めば、ホテル業界のことがまるわかり!

ホテル業界に興味のある高校生の皆さん、進学先を選ぶ前に、
まずはホテル業界について詳しく知ることをオススメします。

これまで多くの卒業生をホテル業界に送り出してきた本校が、
ホテル業界のことをどこよりも詳しくご紹介します。

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  • ①ホテル業界には、どんなお仕事があるの?

    ホテル業界の職種としてはサービス部門営業・販売促進部門商品開発・広報部門が挙げられます。

    サービス部門
    ホテルの現場で働いているスタッフを指します。その中でも宿泊部門と料飲部門に分かれます。

    宿泊部門

    お客様が快適に過ごしていただけるようにサポートする部署で、フロントやコンシェルジュ、ドアマン、ベルスタッフ、ハウスキーパーなどの職種があります。

    料飲部門

    レストランホールスタッフやバーテンダー、ソムリエなど、食事に関するおもてなしを行う職種になります。ホテルの支配人やマネージャーはその両方を統括するスタッフになります。

    営業・販売促進部門
    企業や団体に向けての旅行プランの提案などを行う仕事です。自社ホテルを勧めるだけではなく、旅行代理店やインターネットの予約サイトと共同で宿泊プランなどを考える場合もあります。
    営業には宴会とブライダルが組み合わさって、結婚式の予約を承ることもあります。宿泊以外の収益で宴集会は大変重要な売り上げとなるのでどのホテルもこの部門を重要としています。
    商品開発・広報部門
    ホテル内のさまざまなイベントの企画などを行う仕事です。イベントだけではなく宿泊プランや客室のコンセプトづくりを行ったり、市場マーケティングなどを担当することもあります。

    ホテル業界では、それぞれの職種によって仕事が分けられていますが、それぞれが連携して働くことが求められています。

  • ②ホテル業界に就職した際の収入はどれくらい?

    ホテルスタッフの給料は、勤務するホテルの規模や部署、ポジションなどによって変わってきます。

    平均給与(月)平均年収
    大卒新卒20万円前後300〜400万円
    短大・専門卒18万円前後

    ボーナスの有無はホテルによってそれぞれ違います。年収的には一般企業の平均とあまり変わりません。基本的に昇進していくことで給料は上がります。

    若いうちは厳しいと感じることもあるかもしれませんが、お金よりもまずこの仕事が大好きと思う気持ちがあれば、ステップアップに向けて頑張っていけるでしょう。

  • ③ホテル業界の勤務時間や休日は?

    ホテルの勤務体制では主にシフト制を取っているところが多いです。

    一般の事務やサラリーマンと違い、土日が休みということはほとんどありませんが、ホテルによってはシーズンオフで土日出勤を調整されるところもあります。

    また従業員が多いホテルなどはどうしてもシフトが重なりますので、その日に出勤する必要性が高いスタッフ(打ち合わせがあったり、お客様に指名されているスタッフなど)から順に休みを外していくと残ったスタッフに土日に休みが回ってくることもあります。

    とはいえ、土日に休めるかどうかということはサービス業についている人は重要視しなくなる傾向もあるそうです。「平日に安く旅行に行ける」「公官庁の手続きに普通に行ける」などメリットになる部分もあります。

  • ④ホテル業界で働く魅力は?

    ホテル業界の方にこの仕事のやりがいを聞くと「自分のサービスにお客様が満足してくれたとき」とほとんどの方が答えます。

    お客様から直接「ありがとう」と言っていただけるのは、この仕事ならではの喜びで、ときにはクレームや難しい要望など大変なことも多々ありますが、この「ありがとう」の一言がホテルスタッフの力となり、さらに至高のサービスを提供するために日々頑張っていける源になります。

    日々の仕事の中で、お客様一人ひとりにどんなサービスがふさわしいか、頭を使って考え、行動していく。その積み重ねが「自分らしいホスピタリティの形」として出来上がってきます。

    ホテルスタッフは、お客様の反応を感じながら、自身の成長を体感し続けていくことができる、とてもやりがいのある仕事です。

  • ⑤就職先はどんなところ?

    ホテルスタッフが勤務するホテルには、様々な種類があります。明確な分類が決まっているわけではありませんが、主に「シティホテル」、「リゾートホテル」、「ビジネスホテル」の3つカテゴリーに分けられているといえるでしょう。

    シティホテル
    都市の中心部に建っており、「帝国ホテル」や「ホテルオークラ」、「マリオット」「ヒルトン」などのいわゆる高級ホテルを指します。宿泊も要人や海外セレブの御用達であったり、結婚式やパーティなどもゴージャスな雰囲気やそのホテルの格式に合う煌びやかなものが行われているホテルです。
    リゾートホテル
    ビーチやスキー場などの観光地を訪れるお客様が利用されるホテルです。
    ビジネスホテル
    出張などのビジネスで訪れるお客様が、宿泊を基本として利用されるホテルです。

    お客様をもてなすという根底は同じですが、どのような目的でゲストが来られるかは違うのでホテルスタッフに求められる意識やサービスは施設ごとに変わってきます。

  • ⑥ホテル業界に就職する方法は?

    ホテルスタッフになるために取得必須となる資格や、必要な学歴は特にありません。しかし、インバウンドが好調な昨今では、英語や中国語など語学力のある人を現場は求めています。

    また大学の観光系学部や、ホテル・観光が学べる専門学校を卒業したのち、ホテルに就職する人も多いです。専門的な学校に通わなくてもホテルへの就職はできますが、すでにホテル業界の知識を身につけていれば、就職のときに有利となるでしょう。

    業界全体的に見れば求人は多い分野にはなり、大手ホテルでは毎年一定数の新卒採用を実施しています。ただし、ホテルスタッフは人気のある職業ですので、競争率が高いところもあり人気のあるシティホテルでは、何十倍もの倍率になることも珍しくありません。

  • ⑦ホテル業界の将来性は?

    現在、来日観光客の増加により、勢いのあるホテル業界。東京オリンピックの影響や5年後の大阪万博と、今後も旅行客・観光客の増加によって、業界規模は伸び続けると考えられます。それに伴い、ホテルの利用者が増えれば増えるほど、サービスの質やプランの内容に関して、より精査をしていく必要が出てくるでしょう。

    海外からの訪日旅行客は年々増加しており、国籍も多様化しています。これまで、あまり日本には観光に来ていなかった国の人々も日本に来るようになったことから、ホテル業界はより多くの国の言語の習得や文化の理解をしていく必要が出てきます。

    また、景気や世界の情勢に左右されやすいという体質は、これからも変わりませんので、安定して収益を得られるビジネスモデルを追究していく必要が業界全分野で必要であり、そういった課題をいかにクリアしていけるかによって、ホテル業界の今後は大きく左右されることになるでしょう。

  • ⑧専門学校や大学を選ぶ際のポイントは?

    インターンシップで行けるホテルの実績がどれだけあるか、また自分で選ぶことが出来るのか、就職を目指す上でのサポート体制が整っているかも選択基準になるでしょう。

    伝統や知名度、学費で選ぶと自分の本当に行きたい進路を目指せないということもあるので、主体性をもって、その学校を卒業した5年後10年後までを考えた進路選びをすることが重要です。

  • ⑨ホテル業界を目指す高校生へのメッセージ

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    日本は今後、世界レベルの高級ホテルを全国に50ヵ所程度新設していきます。

    海外からのお客様をおもてなしするステージがより広がるホスピタリティ業界で、あなたの心のこもった接客で長旅の疲れを癒し、至高の時間と空間を提供していきましょう。