サムネイル

知って得する業界コラム

ブライダル関連職業に就きたい男性必見、男性が活躍できるこれだけの理由

ブライダル業界の人気職業というと、ブライダルプランナー、ブライダルプロデューサーといった結婚式の企画職です。結婚式の主役が花嫁というのは半ば常識になっているので、やはり女性目線がいかされるという意味で女性の職場だというイメージが強いと思います。
この他にも「事実上女性の職業」と見られている職業の典型例に、看護師があります。かつては「看護婦」と女性を意味する言葉で呼ばれていたものが「看護師」となり、性別を特定しない名称になっています。事実、男性看護師は多くの現場で活躍しており、男性ならではの強みをいかした仕事ぶりが高く評価されています。
このように女性の職業というイメージがとても強い看護師ですら、実は多くの男性が活躍しています。ブライダル業界も同様で、女性の職場というイメージがある一方ですでに活躍している人たち、そしてこの業界を目指す男性たちがいます。
むしろ男性向きではないかと思える部分もあるので、ブライダル業界で男性が活躍できる理由を一つずつ解説していきたいと思います。

オープンキャンパス開催中!

憧れのブライダルのお仕事体験や、ブライダル業界の説明会を開催しています。
ブライダル業界について詳しく書かれた学校案内パンフレットも無料でお届けしています。

すでにブライダル業界では相当数の男性が活躍している


実際にブライダル業界で働いている人に言わせると、なぜブライダル業界が実質的に女性の職場というイメージがあるのか不思議に思うそうです。なぜなら、すでにブライダル業界では多くの男性が活躍中だからです。
確かに、福岡ウェディング&ホテル・IR専門学校のサイトやパンフレットなどを見ても、ブライダル関連の学科を紹介する際に使われている写真に登場しているのは女性ですね。
すでにブライダル業界で活躍している男性の典型例としては、ホテルの営業スタッフが挙げられます。ホテルで結婚式を挙げる人は多いですが、その際に問い合わせや事前の打ち合わせに対応するのはホテルのブライダルカウンターです。このブライダルカウンターには必ず女性だけでなく男性スタッフもいて、ブライダルプランナーに近い仕事をしています。この人たちはホテルの社員なのでホテリエとして入社したわけですが、今はブライダルカウンターを担当しているというわけです。
ホテルで挙式をする人が多いことを考えると、「男性のブライダル担当」のお世話になった新婚カップルも相当いるものと思われます。

ブライダル業界で男性が発揮できる3つの強み


先ほどの例は、ホテリエとして就職した人がたまたまブライダルカウンターにいるというパターンですが、現実には最初からブライダル関連の職業を希望して就職する男性も多くいます。
この男性たちがなぜブライダル関連の職業を目指したのか、そしてこうした人たちを採用した企業の考えとはどんなものでしょうか。
そこで浮かび上がってくるのは「力仕事」「営業力」、そして「男性目線」です。

力仕事が多いブライダルプランナーは
むしろ男性向き?

ブライダル関連職で男性が活躍する場面として1つ目に、力仕事を挙げました。皆さんが想像されているより、ブライダルプランナーという職業には力仕事を伴います。
最も分かりやすいのは、ウェディングドレスです。花嫁にとって一生の思い出なのでここ一番のドレスを選びたいということで、たくさんのドレスを試着して選ぶのが普通です。しかしこのウェディングドレスというのは意外に重く、数キログラムある衣装を運ぶ作業はなかなかのものです。
もちろんウェディングドレスだけでなく、和装についても然り。結婚式当日に向けて独自の趣向を凝らしたいという場合にその準備で重いものを運ぶこともあるでしょうし、ブライダル職に力仕事は付き物なのです。
こんな時、職場に体力自慢の男性スタッフがいれば女性スタッフからも頼られること間違いなしです。

男性が持つ営業力は重宝されている

次に、ブライダルプランナーの大切な能力である「営業力」にも着目してみましょう。プランナーという名前の職業に営業力は関係ないと思われるかも知れませんが、新婚カップルの要望をしっかりと聞き取り、それを踏まえた提案を伝える作業は営業活動のプレゼンテーションとよく似ています。
このプレゼン能力を発揮するにあたって、営業センスのある男性スタッフがとても重宝されます。転職組の男性の中には営業マンの経験を持っている人も多いので、こうした能力がブライダルの現場で発揮されるのです。

男性目線の大切さと、男性だからできること

ここまで解説したこと以外にも、男性には「男性目線」という武器があります。言うまでもありませんが、結婚式は花嫁一人でできるものではありません。もう一人の主役である新郎の要望を正確に聞き取ることができるのは、やはり同性である男性スタッフでしょう。
また、結婚式には新郎・新婦の親族も関わりを持つことになります。通常、こうした人たちの中の半分は男性なので、多くの人に受け入れられるブライダルの提案に男性目線は欠かせないのです。
最後にもうひとつ、女性には出産や育児というライフイベントによって職場を一時的に離れることがあります。年齢的にちょうど脂がのってきた時期と重なりやすく、職場としても戦力ダウンになってしまいます。男性の場合は職場を離れる可能性がそれほど高くありませんし、育児休暇を取ったとしても女性ほど長くはならないので、職場の戦力を保つという意味でも必要な存在であることがお分かりいただけると思います。
大切なのはその人の能力と、「この仕事に就きたい」という思いです。そこに性別は関係なく、自分を磨いてなりたい自分になる努力が最終的に夢をかなえるのです。

他のおすすめ記事一覧

pagetop